Tough Prime

Rosco Tough Primeは、大道具室でよく見かける下塗りが困難な材質を接合可能にする、特殊な特性を有した当社独自の水性プライマーです。 Tough Primeは白と黒の2色で入手でき、PVCプラスチック、アルミニウムなどの金属、フォーム材やプラスチック、モスリン、木材、フォームコアなど、種々の表面をカバーします。 これは速乾性のアクリルプライマーで、乾燥後は耐久性が高く防水性を有したコーティングとなり、その上に水性・油性のあらゆる塗料を塗布することができます。

主な用途: Tough Primeは、あらゆる表面の塗装前準備に使用できます。 Tough Primeは、ビニール製投影スクリーンやダンスフロアの下塗りに使用でき、カーペットにも使用できます。 Tough Prime Blackは舞台の床やプロセニアムアーチに最適で、リッチな黒い仕上げ面を呈し、傷や磨耗から保護します。

仕上げ:

  • 白: サテン
  • 黒: 卵の殻

溶剤: 水

結合剤の種類: アクリル重合体

希釈: 大部分の用途では、Tough Primeを希釈せずに塗布してください。 ブラシで塗布する場合には、塗りやすい粘度にするために、水で希釈する必要があるかもしれません。

表面前処理: 塗装面は清浄で乾燥していて、汚れや脂分がない状態でなければなりません。 既に塗装されている面の上に重ね塗りする場合には、はがれかけている塗料をブラシで除去してください。 溶媒ベースの仕上げが施されている面やつやのある面に塗布する場合、目の細かいサンドペーパーやスチールウールで表面を毛羽立ててください。 接着力を高めるため、サンドペーパーから出た粉末をすべて除去してください。

塗装方法: 使用前によく撹拌します。 容器は振らないでください。 ブラシかローラーかスプレーガンで塗装します。 良質のブラシやローラーで、均一な厚みにコーティングします。 1列塗ったら、端が乾く前に、端が重なるように次の列を塗布してください。 塗装跡が残ったり、縞模様にならないように、ローラーを動かす方向を頻繁に変えながら塗ってください。 あまり厚く塗布しないでください。 塗装後の耐久性を向上させるには、数回にわたって薄く塗り重ねてください。この際、完全に乾燥させてから、塗り重ねてください。

適合性: Tough PrimeはRosco Scenic Paintsなど、大部分の塗料と適合性を有しています。 不明な場合には必ず、適合性を確認してください。 Tough Primeは、Supersaturated Rosco Scenic Paint、着色剤、および他の水性塗料で着色できます。

膜の厚み: 乾燥時に3ミルの厚み

最大塗装面積: 1ガロンあたり約300平方フィート (3.79リットルあたり28平方メートル)。塗装方法や基質により異なります。

平均 乾燥時間: 75°F (24℃) にて、30~45分で手を触れることができる程度まで乾燥します。 1~2時間後に重ね塗りができます。

洗浄方法: 石鹸と水で洗い落としてください。

貯蔵寿命: 最低24ヶ月

パッケージング: 1ガロンおよび5ガロン (3.79リットルおよび18.95リットル)。

表面温度や気温が50°F (10) 以下の場合には塗布しないでください。 氷結させないように注意してください。 皮膚に付着したまま長時間放置しないでください。塗料噴霧を吸い込まないように注意してください。 飲み込まないでください。 換気が十分な場所で塗布してください。 お子様の手の届かない場所に保管してください。

技術データ、推奨事項、サービスは、すべて、当社の知る限りにおいて正確です。 ご利用方法は購入者に一任されるので、購入者が本製品の全てまたは一部を使用したことによって発生した損傷について、Rosco では一切責任を負いません。

製品番号

150 06050 0128

Tough Prime White - ガロン

150 06050 0640

Tough Prime White - 5 ガロン

150 06055 0128

Tough Prime Black - ガロン

150 06055 0640

Tough Prime Black - 5 ガロン

Tough Prime Black - SDS

Tough Prime White - SDS

The Rosco Guide to Scenic Finishes

How to Gently Remove Tape From Painted Surfaces

Basic Cleaning Practices For Painted Surfaces

Case Study: Silver Ain’t Steel - But It Can Be! How To Paint A Faux Steel Effect